正直のブログ 日々の出来事の中に感じる喜び、老いもまた良し< 2014.02.03 Monday バックナンバー
暮れに庭木の剪定をしてもらった。「柘榴の実を残して置いて。」植木屋さんに頼んでおいた。 仲良くぶら下がった姿は自分たちのようだ。
家を建てたとき、義母が滝谷のお不動さんの縁日で苗木を買ってきて植えてくれたものだ。丁度50年前のことである。 幹回り50センチにもなった樹は、夏は涼しい木蔭を、秋には黄葉を楽しませてくれる。 今は、父も母も黄泉の人となった。 「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」