・トップ
 ・日々雑感
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

正直のブログ
日々の出来事の中に感じる喜び、老いもまた良し
2008.01.05 Saturday
バックナンバー


表敬(老)訪問

 正月3日。普段ご無沙汰している方二人を妻と訪問した。
  お一人は妻の小学校の先生で80歳をすぎておられる。5年前に有料老人ホーム(俗にシルバーマンションといわれる)に入られて、家事から解放され、お好きな文筆活動を楽しんでおられる。
  「関西文学」の会員でよく投稿されている。歩行が少し困難なだけで、知的には非常に長けておられ話も興味深い。
  長居をしてしまって昼食をご馳走になった。このハイムのこだわりは「美食」で昼の献立は「蟹ちり」と豪華であった。今は、お一人になられたので時々訪ねてお話を聞かせていただこう。

 もう一人はわたしの叔母で明治の最後の生まれ。年回りの「子」年で95歳である。長く洋裁師として身を立てていた。子どもがないので私たち兄弟妹が時々訪ねている。医療介護を受けていたが、制度の改変により医療機関には長く居られず介護施設への入所を希望していたが昨年やっと特別養護老人ホームへ移った。初めての施設でのお正月に「おせち料理」が出たと大変ありがたがっていた。
  叔母は、何事にも感謝の気持ちを持っている人で口癖のように「ありがとう!」の言葉が出る人だ。職員の人からも大事にされている。ベッドサイドには自分が作った御所手鞠と施設長から貰った長寿の表彰状が誇らしげに飾ってあった。
 

 
 
渡辺正直公式ホームページ
大阪府河内長野市千代田台町5-14
Copyright 2008, Allrights Reserved.