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正直のブログ
日々の出来事の中に感じる喜び、老いもまた良し
2007.12.31 Monday
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障子張り

我家は築44年になる。結婚するときに建てた家を増改築しながら生活の変化に合わせながら住まっている。最初は二人!(じゃんけんの掛け声ではないが)子どもを2人授かり、成長して、独立して、またもとの二人に。
 幸い、娘の男の子が3歳半になり、時々訪ねてくれる。パパがアメリカへ赴任中なのでおつっけ家族も合流するのだが後数ヵ月は一緒に遊べる。
 さて、タイトルの障子張りについて。最近の建築は洋風化しているので、畳や障子のない家も多いようだ。我家も当初16坪〔約50u)のtwo-roomで始まった。Bed roomとLiving Roomのみで畳や障子は無かった。最近歳のせいか和を好むようになり、自分で気に入ったように改装して楽しんでいる。
目隠し用のスクリーンの和紙張りを孫が楽しそうに穴をあけていたが、だんだん拡大して、自分が通れる穴になった。しばらく遊んだが、正月までに張り替えるべく、「障子張り」にかかった。
 ここからは爺の楽しみだ。和紙は10数年前竜神村(和歌山県)の廃校で芸術活動をしていた画家が近くの山で伐採したコウゾウから手で漉いたもので、繊維が長く漉きむらがかえって光りの透過を面白くしている。

 仕事は、創意と工夫をしながらやると楽しいものだ。「障子を新しくした。」これだけでもいい新年が迎えられそうだ。
 
 
 

 
 
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